うつ病を治しましょう
TOP>うつ病からの復帰>大学受験>高卒後数年たってからの受験
高卒後数年たってからの受験

卒後何年か経った人が大学を受験する場合は、受験に必要な書類を自分でそろえなければいけません。主に必要なものは、調査書と願書と卒業証明書です。願書は一般の書店で売っており、大抵はすぐに手に入ります。ややこしいのは卒業証明書と調査書です。これは出身校に連絡して発効してもらわなければいけません。運良く担任の先生が残っていたならばその先生と話して本人確認ができるでしょうが、大抵は別の学校に移ってしまっていると思いますので、書面にて自分の誕生日や所属クラス、番号等を書いて郵送で請求します。手元に届くまで1週間は見ておいた方が良いと思います。

最近法改正が行われたらしく、高等学校は卒業後5年以上経過した者の調査書を破棄する方向で事務処理を進めていかなければいけなくなったそうです。このことは再受験生にとっては明らかに不利に働きます。大学によっては調査書の点数化を明言しているところもあり、調査書が発行されない再受験生はそうした大学は受験の選択肢から外さなければいけなくなります。

ただこれは高校によってその法律に対する姿勢が違うのかどうか分かりませんが、現時点では割りと多くの高校が卒後5年経過した者に対して調査書を発行しているように見受けられます。もしかしたらそういった高校出身の方であれば、受験時に調査書を発行してもらえるかもしれません。

私は調査書も成績証明書も発行されませんでしたので、単位取得証明書で手続きを進めました。もちろん調査書が点数化される大学には出願しませんでしたが、多くの大学で「学科試験の点数と調査書を総合して合否を決める」と書いてあったので、成績証明書すら提出できない故の不安感が物凄く強かったです。はっきり言って心理的にあまりよくありません。成績証明書が提出されないと言うことは、評定平均が出せないということなので、大学によっては不利に働く可能性もあります。こういった法律は本当に迷惑ですので辞めて欲しいと思うのですが、そうもいかない事情があるのでしょうか。

いずれにせよ、皆さんももしかしたら調査書が発行されない可能性もありますので、早めに母校に確認を取っておいた方が今後の対策が立てやすいかと思います。例えば、大分大学などは調査書を点数化しますので、もし調査書が発行されない場合は志望校の変更をしなければいけないようになるかもしれません。
[うつ病を治しましょう]