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パニック障害の症状

[パニック発作] パニック障害の基盤となる症状で、急性の強い不安を感じ、発作的に繰り返して起こります。発作は突然始まり、突然終わるといった持続性のなさが特徴です。パニック発作は別名、「エピソード性の発作による不安障害」と呼ばれることもあり、ずっと続いているのではなく、こうしたエピソード的におこる発作は、パニック障害の診断や鑑別に非常に重要な点となります。このパニック発作が、心臓や呼吸器などの病気によるものではないか、鑑別が必要です。 [広場恐怖] 広場恐怖とは、駅、電車やエレベータの中などにいると、自分が逃げられない場所にいると考えて、強い恐怖感を覚える状態を広場恐怖といいます。人ごみや広い場所にいると強い恐怖感や不安を覚えます。その結果、頭痛、めまい、震え、動悸といったパニック発作を引き起こすこともあります。 [予期不安] 次にまたその発作が出てしまったらどうしようという不安感から起こります。パニック発作を起こした後に生まれる強い不安感です。予後不安はパニック障害の症状の一つです。

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