うつ病を治しましょう
TOP>うつ病の基礎知識>内因性うつ病
内因性うつ病

単極性うつ病と双極性うつ病とがあります。単極性は平静な状態とうつ状態が繰り返され「うつ病」と呼ばれます。双極性うつ病は、ハイテンションなそう状態とうつ病体が繰り返され、「躁うつ病と呼ばれます」

特に原因がはっきりしないのですが、内部的要因が関係していると言われています。


単極性 @慢性的な、脳のエネルギー消耗によって生じる

A周りの環境に「なじむ」ための、過剰な努力(頑張る)の積み重ねの結果として生じやすい

B意欲低下、思考抑制といったエネルギー切れそのものからくる症状に、不安・焦燥感、自責感といった症状が二次的に加わり、エネルギー消耗の悪循環を生じやすい

C抗うつ薬の効果は良好だが、病気療養中も周りに気を配り、「頑張って良くなろうとする」ため、なかなか回復せず、遷延(長引くこと)、再発を繰り返すことも多い

D「何もしない」よりは、多少はエネルギーを使ってでも、周りの環境と自分が「なじめている」という実感のもてる雰囲気で過ごす方が、結果として養生に役立つことが多い
双極性 躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患であり、気分障害の一つである。躁うつ病(そううつびょう)あるいは双極性感情障害(そうきょくせいかんじょうしょうがい)とも言う。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではF31。双極性障害の生涯有病率は0.2〜1.6%であるとされ、うつ病の6〜15%と比べると、低めではあるが、けっして珍しい疾患ではない。一旦回復しても、再発することが多く、生涯にわたる薬物投与による予防が必要となることが普通である。
[うつ病を治しましょう]